紛失:都立特別支援学校、男性教諭が連絡帳 ろう学校では現金など /東京

紛失:都立特別支援学校、男性教諭が連絡帳 ろう学校では現金など /東京
毎日新聞 2012年2月29日(水)11時5分配信

 都教育庁は28日、都立府中特別支援学校の男性教諭が、2人分の健康状態などを記録した「連絡帳」を紛失したと発表した。
 連絡帳は、小学部と高等部の男子2人に関する11年9月〜今年2月の約100日分。教諭らが、学校での様子、体温や睡眠、せきの有無など健康状態を登校日ごとにA5判の専用用紙に記入していた。
 男性教諭は今月24日、出張に際し、ファイルにとじた連絡帳をかばんに入れて校外へ持ち出した。26日にかばんを持って京王線調布駅近くの店に寄り、トイレに置き忘れたという。教諭は「自宅で記入しようと思っていた」と話している。
 また、都立葛飾ろう学校で、女性教諭が男子生徒の保護者から預かった補聴器修理代5260円と、名前や住所などが書かれた「補装具費支給券」を紛失した。
 11年11月に保護者から業者に渡す現金などを預かったが、今月21日に業者から未納の指摘を受けて判明したという。【柳澤一男】
〔都内版〕

2月29日朝刊

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする